少し手をかけた、週末のちょっとしたごちそうを家族や友人と囲むときは、やはりいつもより少しいいワインを選びたいもの。4種類のぶどうを使用した伊豆シンフォニー・レッドは、軽やかなのに複雑な香りや味わいが感じられる繊細さのあるワインです。いつものごちそうをアップグレードしてくれる、週末のスタンダードにしたくなる赤ワインをぜひお試しください。
週末のスタンダードにするなら、控えめながらも主張のある赤ワインを
1週間頑張って仕事をした週は、週末にちょっとしたご褒美が欲しくなるものです。そんなときはちょっとしたごちそうを作って、家族や気のおけない友人と食卓を囲む人も多いのではないでしょうか。
週末の食卓に華を添えるワインは、少しだけいいものを選びたいものですが、どんなものを選ぶかで、会話が弾むかどうかも違ってきます。
特別な日とはちょっと違う、1週間の労をねぎらう週末の食卓には、あくまで脇役として食卓をもり立ててくれる赤ワインを選ぶと、気分的にもホッと一息つけるものです。
中伊豆ワイナリーの「伊豆シンフォニー・レッド2021」は、そんなときにぴったりくる、軽やかなボディの赤ワインです。
濃厚すぎず、飲み疲れすることがないのに、きちんと料理を引き立て、ワインそのものも繊細で複雑な香りと味わいを持ち合わせています。
伊豆シンフォニー・レッド2021に使われているぶどう品種は、プティ・ヴェルド、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、マルスランの4種類。
4つのぶどうをバランス良くブレンドすることで、軽やかで丸い口当たりと、程よい酸味と軽い渋みが感じられ、グラスの中で時間を経るごとにさまざまな香りが現れるワインになりました。
普段よりちょっぴりごちそうを用意する、リラックスした週末の食卓に、伊豆シンフォニー・レッド2021を合わせれば、さらに料理がアップグレードできるような、頼れる1本に仕上がっています。
ぜひ週末の食卓の傍らに、伊豆シンフォニー・レッド2021をプラスしてみてください。週末の食卓にそっと寄り添ってくれる、スタンダードにしたくなるようなワインです。
2021年のぶどうの生育について
春から雨が多かった2021年は、雨が降るときも短時間で土砂降りになることが多かった年です。特に、7月2日から3日にかけての豪雨では、隣の熱海市で土石流が発生し、ニュースとなったことがみなさんの記憶に残っているのではないかと思います。
もちろん、熱海市と隣接する中伊豆ワイナリーの畑でもかなりの雨が降りました。そのため、ぶどう畑の土は大量に水分を含んでしまい、ぶどうの樹の根に影響が出るのではと心配された年でもありました。
豪雨のあとの天候は曇天が多く、生育は平年通りでしたが酸の落ちが少なく、晩熟品種であるプティ・ヴェルドやカベルネ・ソーヴィニヨンでは例年より2~3g/リットル酸が高い状態での収穫となりました。
2021年のワイン造りについて
2021年は農場での収穫時と除梗後にていねいに選果を行い、状態の良いぶどうの実だけを使用してワインを造りました。4つの品種をそれぞれ別々に仕込んで発酵させ、発酵終了後にプレスをして8~9ヶ月樽熟成。樽ごとにテイスティングをして良いものを選抜し、ブレンドしてからろ過を行い、瓶詰めしました。
テイスティングノート
透明感のあるガーネットのワインはさらりとしたテクスチャー。針葉樹やローリエのかすかな香りに、樽由来のビターチョコレートとバニラのアロマが感じられます。
スワリングして少し時間が経過すると、カシスやプルーン、ブルーベリー、熟したプラムなどの黒い果実の香りが現れ、なめし革のような香りや、ナツメグやクローブといったスパイスの複雑な香りが感じられます。
きめ細やかなタンニンと程よい酸味の感じられる軽やかなボディ、まろやかな口当たりで、ほんのりとほろ苦い余韻が残るワインです。
リエットやサラミなどのシャルキュトリーや、デミグラスソースやチーズをプラスしたハンバーグ、シンプルなビーフステーキ、タレを使った焼鳥や牛肉のすき煮などの肉料理に加え、セミハードやハードタイプのナチュラルチーズなど、前菜からメイン、チーズまで幅広い料理に合わせることのできる赤ワインです。
伊豆シンフォニー・レッド2021 概要
製品名 伊豆シンフォニー・レッド2021
生産本数 5940本
ぶどう品種 プティ・ヴェルド31%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、メルロー29%、マルスラン10%
ぶどう産地 静岡県伊豆市 中伊豆志太農場産100%
アルコール分 12.5%