暑い夏のちょっと特別な食事の1杯目に味わいたくなるのは、すっきりとしたスパークリングワイン。

今年の「伊豆スパークリングワイン爽輝2024」は、昨年よりもきめ細やかな泡が連なるように立ち上り、口に含めば上品な味わいが口の中に広がり、繊細で豊かな香りが鼻腔へと抜けていきます。

瓶内二次発酵で仕上げた上質な味わいのスパークリングをぜひご賞味ください。


上質なスパークリングならではの「真珠の首飾り」を思わせる泡

シャンパーニュ地方の伝統的な製法である「瓶内二次発酵」を用いて作られるスパークリングワインは、世界各地で作られています。

イタリアのスプマンテやフランチャコルタ、スペインのカヴァ、ドイツのゼクトなど、その国ごとの呼び名をつけて尊ばれています。

他の方法と比較すると非常に手間と時間がかかり、瓶の中でじっくりと発酵することで炭酸ガスが生まれるため、その泡はきめ細かくてクリーミーなのが大きな特徴です。

また、風味も豊かで複雑な香りを持つものが多く、より奥深く贅沢な味わいが楽しめるのも魅力のひとつでしょう。

中伊豆ワイナリーで毎年造られる「伊豆スパークリングワイン爽輝」は、もちろんヴィンテージごとの味わいの違いが楽しめるのですが、2024年は昨年と比較すると信濃リースリングの割合が多く、すっきりとした味わいでありながら、きめ細やかな泡が立ち上り続け、上品な味わいが楽しめます。

こうした泡の立つスパークリングワインのことを、フランスでは真珠の首飾りを意味する「コリエ・ド・ペルル」と呼び、賞賛します。

きめ細やかでクリーミーな泡と、すっきりとキレの良いのどごしや味わいは、まるで心の中に心地よい風が吹き抜けるようなさわやかさです。

ぜひ大切な方と少し特別な日の食卓で、その味わいを感じてください。


2024年のぶどうの生育について

2023年の伊豆市は、暖冬の影響で気温が高めだったため、萌芽や開花は例年より10日ほど早まり、ぶどうの樹は順調に成長していきました。

5〜6月は短期間に集中的に雨が降り、例年の2倍以上の降水量となりました。

日照時間は平年並みで、ぶどうの成熟期にあたる8月はやや雨量が多く、気温はかなり高めに推移。

そのため、一部のぶどうの樹には疲れが見られました。

9月の収穫期は雨量が非常に少なく、日照量が十分に得られたため、例年より早い収穫となりました。


2024年のワイン造りについて

タンクでシャルドネと信濃リースリングの果汁をブレンドし、樽に移して発酵を行った後、そのまま樽の中で約4カ月熟成。

2025年3月に瓶内二次発酵を開始しました。

昨年と同様に、炭酸ガスの溶け込みを良くするため、冬は一時的に工場の温度調整なしの倉庫にワインを移動し、冷却期間を与えています。

12カ月の瓶内二次発酵の後、2026年4月初旬からルミアージュ(動瓶)を開始。

2026年5月上旬に最初のデゴルジュマン(澱抜き)を行いました。

このヴィンテージはドサージュ(補糖)を行ってからコルクの打栓とワイヤー締めを行い、製品化しています。


伊豆スパークリングワイン爽輝 2024 テイスティングノート

つややかで淡い黄色をしたワインは、グラスに注ぐときめ細やかな泡が絶えず立ち上ってきます。

泡持ちは中程度で、フルートグラスに注ぐと泡が立ち上る様子が楽しめます。

さわやかで甘みのある柑橘類の香りや、青リンゴ、アプリコットなどのフルーツの香りが上品で、ほどよい樽香に加え、瓶内二次発酵由来のブリオッシュのような香りが感じられます。

すっきりとしたキレの良い酸味と、辛口ではつらつとした味わいの奥に、かすかな甘みが感じられ、のどごしが爽快なのも魅力です。

ぶどう由来の果実の香りや味わいがほどよくありながら、軽やかな飲み心地で料理と合わせやすいのも良い点です。

夏野菜を使ったグレッグやテリーヌ、シーフードのマリネといった手軽な1品から、魚介類のムースやタルタル、ホッキ貝のサラダ仕立て、海老やホタテなどを使ったセビーチェなどのオードブル、白身魚のグリルやムニエルといったメインディッシュにもよく合います。

和食であれば夏野菜や穴子の天ぷら、山菜のうま煮、焼きズワイガニなどにも。

カジュアルから特別な日まで、さまざまなシーンでお料理とともにお楽しみいただけます。


伊豆スパークリングワイン爽輝 2024 概要

製品名:伊豆スパークリングワイン爽輝 2024
本数:約2300本
発売日:2025年6月14日
ぶどう品種:信濃リースリング56%、シャルドネ44%
ぶどう産地:静岡県伊豆市 中伊豆志太農場産100%
アルコール分:12.5%
ガス圧:約4.2bar(0.42MPa)


注意事項:

※1 冷蔵庫で冷やしたり、冬場の気温が低いところで保管した場合、びん底に酒石が発生します。酒石が発生することで酸味がやわらかくなり、より飲み心地が良くなります。酒石はびん底で固まっているため、グラスに注ぐときはゆっくりとお願いします。

※2 酒石(しゅせき)とは、ワインのびん底に出来る、キラキラと光る結晶状の沈殿物のことです。ワインに含まれる酒石酸とミネラルが結合して出来たもので、万が一飲んでしまっても人体に影響はありません。