真夏のランチやディナーの始まりには、すっきりとした味わいのスパークリングワインが欲しいもの。中伊豆ワイナリーの「伊豆スパークリングワイン爽輝 2023」は、他のワイナリーでは味わえない、シャルドネと信濃リースリングのブレンドで、フランスのシャンパーニュ地方と同じ「瓶内二次発酵」を行った、中伊豆ワイナリーならではの由緒正しきワインです。盛夏の太陽を感じさせる香りや味わいをぜひご賞味ください。
中伊豆の太陽と、吹き抜けるさわやかな風を思わせるワイン
記録的な暑さが続く2025年の夏。照りつける太陽と熱風に疲れた体には、やはりさわやかな味わいのスパークリングワインが欲しくなるのではないでしょうか。
「伊豆スパークリングワイン爽輝 2023」は、日本国内でも中伊豆ワイナリーでしか造っていない、シャルドネと信濃リースリングをブレンドして造られる希少なスパークリングワイン。
ワインの骨格を感じさせるシャルドネと、清涼感を感じさせる信濃リースリングの個性が感じられる、涼しげな1本に仕上がっています。
また、このワインはスパークリングワインの本場である、フランスのシャンパーニュ地方と同じ「瓶内二次発酵」を用い、手間暇を掛けてこのワインを生み出しています。瓶内二次発酵で造られるスパークリングワインは、泡のキメが細やかで繊細、そして気品のある味わいになるのが特徴です。
淡い黄金色のワインの泡はきめ細やかで、口に含むとオレンジやニューサマーオレンジなど、甘みのある柑橘類の香り。
すっきりとキレの良い味わいながら、余韻の奥にかすかな甘みが感じられ、バランスのとれた厚みのある味わいなのが分かります。
よく冷えた状態から少し高めの温度まで、比較的幅広い温度帯で美味しく楽しめるのも嬉しいところ。
夏野菜のピクルスやマリネのような手軽なおつまみから、魚介のテリーヌのような手の込んだ前菜、フレンチやイタリアンの魚介のメインディッシュに加え、天ぷらや中国料理など、幅広い料理と合わせやすいワインです。
汗をかいた体を涼しい室内でクールダウンしたら、よく冷やした「伊豆スパークリングワイン爽輝 2023」でランチやディナーをはじめましょう。きっと中伊豆の太陽がくれたみずみずしい柑橘類の香りが、さわやかな風になって体の中を吹き抜けていきますよ。
2023年のぶどうの生育について
2023年の伊豆市は、暖冬だった影響で気温が高めでした。萌芽や開花は例年より10日ほど早まり、ぶどうの樹は順調に成長していきました。
6月は特に雨が多く、例年の約2倍の降水量があり、一部の品種ではベト病が発生しました。8月、ぶどうが成熟していく時期はやや雨量が多く、気温もかなり高めで推移。
そのため、一部の樹にはやや疲れが見られました。
2023年のワイン造りについて
タンクでシャルドネと信濃リースリングの果汁をブレンドし、樽に移して発酵を行った後、そのまま樽の中で約4カ月熟成。2024年3月に瓶内二次発酵を開始しました。
炭酸ガスの溶け込みを良くするため、冬は一時的に工場の温度調整なしの倉庫にワインを移動し、冷却期間を与えています。
12カ月の瓶内二次発酵の後、2025年4月初旬からルミアージュ(動瓶)を開始。2025年4月下旬に最初のデゴルジュマン(澱抜き)を行いました。
このヴィンテージはドサージュ(補糖)を行って製品化しています。
伊豆スパークリングワイン爽輝 2023 テイスティングノート
淡い黄金色のつややかなワインは、グラスに注ぐと勢いよく泡立ちます。泡持ちは中程度で、フルートグラスに注ぐと泡が立ち上る様子が楽しめます。
オレンジのような甘みのある柑橘類の香りや、青リンゴ、アプリコットなどのフルーツの香りに、ほどよい樽香に加え、瓶内二次発酵由来のブリオッシュのような香りが感じられます。さわやかでキレの良い酸味と、辛口ですっきりとした味わいの奥に、かすかな甘みが感じられます。
抜栓後少し経つと、柑橘類のはつらつとした香りは花の香りへと変化し、軽やかで気品のある風味が楽しめます。
料理にも合わせやすく、夏野菜のピクルスやマリネといった手軽な1品から、魚介類のテリーヌやタルタル、白身魚のグリル、アクアパッツァといったフレンチやイタリアン、和食であれば夏野菜や穴子の天ぷらなどにも。
イカと野菜の炒め物や白身魚の清蒸などの中国料理などとも相性が良く、カジュアルから特別な日まで、さまざまなシーンでお料理とともにお楽しみいただけます。
伊豆スパークリングワイン爽輝 2023 概要
製品名:伊豆スパークリングワイン爽輝 2023
本数:約1900本
発売日:2025年6月14日
ぶどう品種:シャルドネ70%、信濃リースリング30%
ぶどう産地:静岡県伊豆市 中伊豆志太農場産100%
注意事項:
※1 冷蔵庫で冷やしたり、冬場の気温が低いところで保管した場合、びん底に酒石が発生します。酒石が発生することで酸味がやわらかくなり、より飲み心地が良くなります。酒石はびん底で固まっているため、グラスに注ぐときはゆっくりとお願いします。
※2 酒石(しゅせき)とは、ワインのびん底に出来る、キラキラと光る結晶状の沈殿物のことです。ワインに含まれる酒石酸とミネラルが結合して出来たもので、万が一飲んでしまっても人体に影響はありません。